第21回西原町平和事業「平和音楽祭2011」シナリオより
2011年6月23日 沖縄慰霊の日
第21回西原町平和事業「平和音楽祭2011」シナリオより
■戦災を経験した沖縄からの「平和へ思いと応援メッセージ」がんばれ東日本!
■朗読 比嘉 周作/BGM:太陽風オーケストラ(フォレスト)
※比嘉周作は、音楽に合わせた演出により、朗読を始める。
青く澄んだ南海の風と輝く太陽の光に抱かれて浮かぶ島々、沖縄。
平和な島が、突如として、戦争という炎に包まれ 罪のない多くの人々の命を奪った。
私達は、この悲惨な出来事を決して風化させてはいけない。
あれから60数年の時が経ち、今、私達は平和な沖縄に住んでいる。
事件は、2011年3月11日 突然起こった。
東北地方太平洋沖地震一瞬のうちに、全ての物が無くなり、死者行方不明者27000人あまりという、未曾有の大地震が東北地方を襲った。
かつて沖縄は、戦災を受けた。現在、東北地方は未曾有の天災を受けている。
どちらも、多くの犠牲者がでたという、悲しい出来事に変わりはない。
だから、今、沖縄に住んでいる私達は、被災地の人々へ励ましと応援の手を差し伸べよう。
できることは、きっとある。みんなの笑顔でもいいんだ。
今、私達が幸せであることに感謝して。
がんばれ東日本!
みんなの心をひとつにして、笑顔で、さあ、できることから始めよう。
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